(続)それでも大好きなんです




最近、お腹が大きくなってきたから、チューするのも一苦労。


よしっ!掃除でもするか!



────────ピンポーン



掃除を始めてからしばらくして、チャイムがなった。



「はーい」



出てみると、莉子と優樹がいた。



「どうしたの?2人とも!?」



「夏希、お腹大きくなって色々と困ってるんじゃないかって思って…」



「だから、俺ら手伝いに来たの。莉子が行こう行こうって、うるさくて」



「ち、違うよ!!優樹が夏希に会いたいからって」



莉子が顔を赤くしながらうつむいた。