私たちに向かって頭を下げる莉子。 「でも、それは間違いだと気づいてから、本当の恋に巡り会うことができました」 え?莉子、新しい彼氏いるの? 「私たち付き合ってます!」 そう言って優樹の腕と組む莉子。 「えー!!!!」 会場からは、すごい驚きの声が聞こえた。 「私たち、夏希たちを好きになって付き合って。たくさん喧嘩して別れて。だけど、大切なことを夏希たちが教えてくれた。私にとって大切な人が近くにいるってこと」 莉子、よかったね。 優樹とお幸せに。