(続)それでも大好きなんです




「うるさい!」



なんかもうご飯どころじゃなかった。


もう、拓哉にはもっと大人になってほしい…。


本当にガキなんだから。



「じゃあ、俺もうそろそろ帰ります!」



「もう帰るんですか!?」



「こうたー。まだいて!」



「もう帰れ」



「ちょっと、拓哉!」



「明日も仕事だし帰ります」



「そうですか…」



「それじゃあ、お邪魔しました」



「また来てくださいねー!」



「はい!」



そう言って三浦さんは帰ってしまった。


正直まだいてほしかった。



子どもたちが眠くなるまで。


そうすれば、楽だし…(笑)