(続)それでも大好きなんです




「ままは、ぼくがまもる!」



「わたしも、ままをまもる!」



「よし!みんなでパパをやっつけよー!」



「おー!」



「ちょっと、優樹…」



「大丈夫。ただのお遊びだから!」



まったく。

そんなことしたら、拓哉が泣いちゃうよ。



「ただいまー」



「あっ!かいじゅうがきた!」



「空ー!大地ー!」



拓哉が2人に抱きつこうとしたら、大地と空は拓哉の顔にパンチをくらわした。



「いってー」



「いえーい!やっつけたぞ!」



ハイタッチをして喜ぶ2人。



「こら!2人とも、パパを叩いたらだめ!」



私は思わず大きい声をだしてしまった。