「パパがママの隣!」 「だめ!ママはぼくのとなりがいいって!」 「そうなのか!?夏希!?」 「もう仲良くして!大地おいで」 「やったー!」 「別にいいし!空はパパの隣がいいもんなー」 「うん!パパだいすき!」 「空ー」 拓哉は泣きながら空に抱きついた。 「ほら、拓哉泣かないの!」 こんな毎日がすっごく幸せに感じる。 「それじゃあ、行ってくるな!」 「いってらっしゃい。…あっ!明日ちゃんと空けといてよ!」 「ピクニックだっけ?」 「そう!だから、ちゃんと空けといてよ!」