(続)それでも大好きなんです




「お前らは幸せだな。こんな2人のもとに生まれてこられて」



「ちょっと優樹。何言ってんの!」



「本当のことだろ?」



「てか、夏希大学どうすんの?」



「…やめる」



「え?」



「やっぱり大学なんて行ってたら、この子たちの世話できないし」



「そっか」



「私、後悔はしてないよ!この子たちや拓哉に、それから莉子、彩子、優樹がいればそれでいい」



「夏希ー」



3人が泣いて抱きついてきた。