(続)それでも大好きなんです




「どうして!?会うくらいいいじゃない!」



「あんな未熟なやつに、お前と子供を幸せにできるはずないだろ」



「もういいよ…。やっぱり18だからだよね?20とか23とかなら反対しなかったでしょ?」



「おい、夏希!」



「お母さん、ごめん。ご飯いらない」



私は部屋に戻った。



…拓哉。


私どうしたらいいの?


もう辛いよ。


会いたいよ、拓哉。


私はたくさん泣いた。



もう涙が出なくなるんじゃないかってくらい。