(続)それでも大好きなんです




俺は夏希に言われた通り、小さい服とオムツを買って帰った。



「おめでとー」



家に帰ると、彩子と優樹と莉子がいた。



「何、勝手に入ってんだよ」



「かぎ開けっぱなしだったよ」



「だからって勝手に入るなよ」



「まぁまぁ、いいじゃん」



「で、何しにきたの?」



「拓哉、一人じゃ寂しいと思って」



俺の腕に絡み付いてくる優樹。