(続)それでも大好きなんです




「でも、2月29日にならなくてよかったでしょ?」



「まぁな。4年に1度だしね」



「てか、明日仕事でしょ?」



「あぁ」



「ごめんね、もうだいぶ起きてるんじゃない?」



「昨日の9時くらいからだから、19時間くらい」



「ちょっと寝ないと」



「お前もずっと起きてるだろ?」



「じゃあ、一緒に寝よ」



「うん」



俺は夏希の寝ているベットに顔を伏せて、手を繋ぎながら寝た。