「大丈夫。俺に任せろ!」 「うん」 「それじゃあな」 拓哉は私にキスして帰って行った。 ……大丈夫。 私たちなら、どんな困難も乗り越えられる。 私はこの子のために強くなる。 ────────翌日 目を覚ましてリビングに行った。 「おはよー」 「おはよう。ご飯食べる?」 「うん」 私はリビングのソファーに座った。 すると、お父さんが話しかけてきた。 「大学…休学してもいい」 「本当!?」 「でも結婚は許さない。それと、あいつにも会わせない」