「た、くや……た…く…や」



私は一生懸命、力を振り絞ってベットを揺らした。



「んー、夏希どうした?」



「た…くや。お腹…が、お腹が…」



「夏希!?ちょっと待ってろ!」



拓哉は着替えて、私のことを車まで運んだ。



「すぐに着くからな。我慢しろよ」




たくや、痛いよ。


…痛いよ。