(続)それでも大好きなんです




すごく楽しかった。



「じゃあ、私たちはもう帰るね」



「みんな、ありがとうね」



「こちらこそ、ごちそうさまー」



「それじゃあね」



3人は手を振って帰って行った。



「楽しかったね」



「あぁ。でも優樹を入れたこと許してないからな」



「…ごめん。でも大切な友達だし」



「俺はやだ」



「でも優樹がいなかったら、うちら女子3人になってたよ?それでもいいの?」



「それも、いや」



「もう、拓哉わがままだなー。拓哉だって莉子とハグしてたじゃん!」