(続)それでも大好きなんです




「いただきまーす!」



「どーぞ」



「やべー、うまい!」



「本当だー!」



「拓哉は幸せ者だな!毎日こんな上手いもんが食えて」



「お前には、もう食わせない」



「えー!どうしてだよ!?」



「ムカつくから」



なんか二人がじゃれあってるのを見ていると、高校時代を思い出す。



ずっとみんなでいられたらいいのになぁー。



「夏希、何笑ってんの?」



「え?…これからも、みんなと一緒にいらるたらいいなーって思って」



「当たり前じゃん!」



「私たちは、ずっと一緒だよ!ね、優樹?」



「おう!」



「俺は優樹やだー」



「おい!拓哉!」