(続)それでも大好きなんです




「そっか。でも今は我慢しなきゃ!子供が生まれたら、そんなこと言ってらんないよ?」



「だよね…」



「ほら!早く作らないと!」



「彩子、ありがとう!」



私たちはキッキンに戻った。



「ちょっと!二人とも遅いよ」



「ごめん、ごめん」



「はい、わんたんできたよ!」



「ありがとう!じゃあ、座って待ってて」



私はできるだけ早く作った。


すると拓哉がお風呂から上がって来た。



「今日の夕飯なに?」



拓哉が後ろから抱きしめてきた。



「ちょっと!今みんないるでしょ!?」



「ゲームしてるから、バレない」