学校に着くなり美鈴は、真っ先に生徒会室へ向う。これは基本毎日なのだが、今回は、かなり休んだから新しい資料などを確認する必要があった。

美鈴が休んでた間は、親友で生徒会副会長を務めている、水前寺 聖羅が会長の代理をこなしていた。だから片付けなければならない仕事は、だいたいいつも残っていない。


会社に例えると、聖羅は美鈴にとったら優秀な部下にあたいする。


『相変わらず凄いわね、聖羅さん。』

「これも美鈴様のためですわ。」