「お前は、未成年であり大久保財閥唯一の相続人だ。 その財産と会社の利益を守りお前を支えるため社長襲名と共に後見人になった。 ここまでで何か聞きたい事ないか?」 さらりと語られた言葉を追いかけ理解するのに時間がかかる。 「おい、聞いてるのか!」 「はいっ!!」 クラクラする頭で青年の早口を理解するのは難しく、理解したフリをした。 「聞いてなかったな?」 「ちゃんと、聞いてます。ただ…」 言葉を選ぶのにも時間がかかり少し沈黙する。