「すみません。今は…何月、何日ですか?」 カレンダーも無く肝心な事を聞く前に体力の無い身体は眠りに落ちてしまう為今になってしまった。 本当なら将大に昨日のうちに聞くはずだった。 「2月20日です。」 「2月…」 「はい。」 男は、優しく微笑んでいた。 紫乃は、笑顔をなんとか返した。 「紫乃、書類を…」 ドアを開け病室に入って来たのは、将大だった。突然の訪室だった。 「…来客中、だったか。」