「看護師…さん。どうか、したのですか…?」 呼吸器越しに見回りに来た看護師に声を掛ける。 「ごめんなさいね、眠れない?」 「いいえ。ただ、気になって。」 「そう。明日には一般病棟だから我慢してね。あと、他の患者さんの話しは、出来ないから。」 看護師は、枕元の電気を消して去って行く。 2つ向こうのカーテンが明るい。 「“寝ろ”って、事ですね。」 なんとかまふだを閉じて眠りにつこうと両親との明るい思い出しながら過ごす事にした。