「來夢、大丈夫?」


ほら、涼くんも心配してる...
顔を上げなくちゃ


「....ッ大丈夫」

      
「嘘つき...
 大丈夫じゃないでしょ?」

    
観覧車が丁度頂上に着いたとき、
そう言って涼くんは私を優しく抱きしめた