でも そんなことを知らない涼くんは 遊園地に着くと 一直線にお化け屋敷へと歩みだしていた。 そして運悪く 余り混雑して居なかったために すぐに入ることになった。 ギィイイイイ 気味の悪い扉の開く音と共に 「いってらっしゃーい♪」 楽しそうなお兄さんに 見送られて私たちは中に入った。