♥鈍感男子の攻略法♥




でも
そんなことを知らない涼くんは
遊園地に着くと
一直線にお化け屋敷へと歩みだしていた。



そして運悪く
余り混雑して居なかったために
すぐに入ることになった。



ギィイイイイ


気味の悪い扉の開く音と共に

「いってらっしゃーい♪」

楽しそうなお兄さんに
見送られて私たちは中に入った。