「來夢、 ほら観覧車が見えるよ♪」 私の心境を知らない涼くんは とてもうきうきしてるようだ。 「うん...」 「來夢、 最初はお化け屋敷いこ?」 え.... サアアアアア―――― そんな効果音があるかのように 私は一瞬で血の気が引いた。 何故ならお化け屋敷が