ふと、橘くんは思い出したように言った。 「暇だから、“あの公園”でも行く?」 あたしと橘くんは、今公園にいる。 なんか、不思議。 男子が苦手なあたしが、男子と2人っきりで休日に一緒にいるなんて… 「桜…散ってきたな。」 そういえば、あの桜の木は もう桜の花は残ってなくて、緑色のたくましい葉に変わってきていた。 どうしてこんなに、桜は早く散ってしまうんだろう。