「きりーつ。礼ー」



なんかあっさり1時間目終了。


「ハルー。水飲み行こー」


「…ああ。」



ガタッと橘くんは立って、席を離れた。



…ぐはぁ!!緊張した!


あたしの心臓の音、聞こえてんじゃないかな!?ってくらい心臓がうるさかった!



「美心!!大丈夫?」


「はぁ…な、なんとか」


こんなんじゃ、今後もたない…。


「…菜樹ちゃんは?」


「へっ!?」




菜樹ちゃん、顔まっか。


「まぁ、こっちも…な、なんとか…」


「2人とも、やばいね」


「…だね」



「「へーーーー!そうなんだぁ!!」」