「おーい!そこの2人ー!」
聞きなれた声が後ろからした。
振り返ると、大きく手を振っている山口くんと、ポケットに手を入れているハルくんがいた。
山口くんがこっちこっち、と手招きするのであたしと菜樹ちゃんはその2人の所に駆け寄った。
「ちょっと、なにしてんのよ。」
「いやー。これから皆でガッコをサボります!」
「「は!?」」
見事に声がハモった菜樹ちゃんと顔を見合わせた。
サボるって、これからどこに?
「はーい!そうゆうことなんで!電車乗りましょ!」
グイグイとあたしたちの背中を押して駅に誘導する山口くん。



