…どうしよう。なんだかもう、訳がわかんないよ。 「美心?」 優しい声で、ハルくんが名前を読んだ。 「おお、お願いします……」 あたしは泣きながら、照れながら頭を下げた。 そんなあたしにハルくんも、「こちらこそ」と言ってまたあたしを抱きしめた。 「じゃ、帰りますか」 「うん…」 もう辺りは暗くなってきている。