冷え切っていた体が、暖かくなる。 苦しいくらいに強く、なのに、どこか遠慮がちで、 なぜか、また泣きそうになった。 「…その告白してきた子は、フッた」 「え!?な、なんで!?」 場違いなくらいの大声が出てしまった。 でも、本当に驚いてしまって。 あの子をハルくんは、すごくお似合いだったから…。 「好きなヤツがいるって言って、断った」 低く、落ち着いた声でハルくんが言った。