ガコンッ! と、ハルくんはゴールを決めた。 その瞬間、ワァッという歓声が湧いた。 そして、ハルくんと同じチームの子がハルくんに飛びついた。 ハルくんは迷惑そうな顔をしているけど、どこか優しい顔をしながら友達と話していた。 「は~。さすがだねぇ、橘くん」 あたしの隣で、菜樹ちゃんは言った。 「…ホントに、すごい」 「ふふ。惚れ直しちゃった?」 「な!菜樹ちゃん!!」 菜樹ちゃんは、意地悪く「あははっ」と笑った。 でも、菜樹ちゃんの言うとおり。 また、好きになっていく。