隣のキミ








そんなことを考えながら、学校へ行くための支度を始めた。








「いってきまーす」


外に出ると、もう霧は薄くなっていた。



空気が、透き通ってる。



秋のこの朝が、好き。


あたしは駅への道を歩いた。