隣のキミ










顔が、知りたいと思った。


いつも、楽しげな声しか聞こえなかったから。


どこかで聞いたことがあった声だけど…。




いつも、そう思っていた。





そんなある日、飲み物を買いに行ったとき。

中庭の横を通ったときに、ふと、誰かがいる気がした。



大きな木の近くに行くと…



悲しげな顔をした、山口がいた。