電信柱に背中をあずけて、クスクス笑っているのは、ハルくん。 あたしは言葉も出ずに、ただ混乱していた。 「…んな驚くことねーだろ。」 「……なんで、ここに?」 どうして。 こんな不意打ち…… もっと好きになってしまう。