「お、お母さん!?」 暗くてよく見えないけど、確かに、 【中田 美代子】 と、お母さんの名前が書いてあった。 あたしは、急いで家に入り、リビングの電気を付けた。 封筒をあけて出てきたのは、手紙だった。 あたしは、一文字、一文字、しっかりと読んだ。