「美心、もう8時だ。帰るか?」 「あ、うん」 「あら!美心ちゃん、泊まっていけばいいのにー」 「ええ!?そ、そんな!」 「まぁ、残念ねー。急じゃ親御さんも心配しちゃうわよね。美心ちゃん、また遊び来てね」 また、ハルくんのお母さんは、ニコっと笑った。