寝てる、のか。 あたしは辺りを見回した。 …ここ、病院? 「―美心?」 不意に名前をよばれた。 「達樹…」 「目、覚めたんだな」 達樹はやさしく笑った。 「あの、なんで、病院?」 あたしは一番、不思議に思っていたことを聞いた。