あたしの話が終わっても、菜樹ちゃんは涙を流したままだった。 「…菜樹ちゃん……」 「…ありがとう、美心。話してくれて」 「ううん。…あたしこそ、聞いてくれてありがとう」 本当に、菜樹ちゃんが友達で良かった。 …ううん。 『心友』で、良かった。 全てを話終わった今は、本当に心からそう思える。 「ふふっ、美心、鼻真っ赤」 「菜樹ちゃんこそ、真っ赤だよ」 そんなことを言いながら、2人でクスクス笑った。