「紫苑が生まれる前、私の妻、で紫苑の母親の櫻は陰陽師だった。櫻は紫苑を身籠っていた時、一度だけ神の声を聞いたらしい。」
「神の声・・・」
「神は、生まれし子は空のように清き心と未来を予知することの出来る巫女。古の空の巫女となる。だが、幼すぎる故に死んでは困る。だから、枷をつけよう。枷は巫女の成すべき道が定まった時に外れるだろうと。」
「神の声・・・」
「神は、生まれし子は空のように清き心と未来を予知することの出来る巫女。古の空の巫女となる。だが、幼すぎる故に死んでは困る。だから、枷をつけよう。枷は巫女の成すべき道が定まった時に外れるだろうと。」

