「もーーー!!最悪」

「亜美そんな怒らないの!私は羨ましいと思うなぁ。あの洸君と二人で怒られたとか…もーずるい」

あれから、初日の学校が終わり紗来と一緒にパフェを食べに行こうとしていた。

「はぁ?何所がよ!初日から目立って…あぁー!!おもいだすと恥ずかしい!」

「え?亜美なにいってるの?亜美が目立つのなんていつもの事じゃん!それだけ美人じゃーね。」
「いつも目立ってるのは、紗来でしょ?」

こうして見ると紗来は本当に可愛い。
少し茶色の緩く巻いた髪に、ぱっちり二重大きな目。
それに、スタイルも抜群なわけで…そんな紗来が友達で私は誇らしかった。


「いやいや!自覚ないの??」
「…私は美人でもなんでもないの!!さぁ!早く頼もう!」

あっという間にレストランに着き、私達はチョコレートパフェを頼んだ。


パク。
「「おーいしいーー」」

口の中に生クリームの甘い味が広がる瞬間が私は大好きだった。

「太っちゃうよw」
「紗来は細いから大丈夫!!」


あっという間にパフェを食べ終えた私達は、もう時間も遅いので帰る事にした。


しばらくして、紗来と別れ自分の家へと足を進める。

(怖い…)

外は薄暗く少し早足で家へと向う。


その時ー…

「お姉さん可愛いねーー俺と遊ばない?」

……ナンパ??
無視しよう。私はナンパ男を無視し歩き続ける。

「無視しないでーー!」
あー…しつこい。しつこいーー!!


「あの!しつこいです。私帰るんでしゃべりかけないでください」

「この女っっ。俺がしたてにでればいい気になりあがって」

ドンっっ。