「亜美？？」
「え？あ！奏君!!」

高野 奏。私の初恋の相手。まさかこんな所で会うとは思わなかったけど。

「亜美ーー。お前美人になったなぁ」

奏君と喋るのは少し胸が痛む。
私は中学1年の時に、奏君にふられているから…。


「奏君、相変わらずかっこいいじゃん」

「やっぱり！！…って、何言わせんだよ」


たわいもない話をし、先生が来たので奏君は自分の席へ戻っていった。