先輩は階段を駆け足で上っていく。 私はその先輩の背中を見ていたら (好きって伝えたい。告白のチャンス) そう心のどこかで もう1人の私が叫んでいた。 でもそんなもう1人の私を 押し込めてエレベータに私は逃げた。