青春、現在進行形。



先輩は階段を駆け足で上っていく。

私はその先輩の背中を見ていたら

(好きって伝えたい。告白のチャンス)

そう心のどこかで

もう1人の私が叫んでいた。

でもそんなもう1人の私を

押し込めてエレベータに私は逃げた。