地味子に恋したイケメン君


---愁聖side---

「キャ――--、愁聖様」

うるせぇな。
俺の顔にしか興味ない女達が俺の名前を呼ぶ。


今日は、高校の入学式だった。

何処に行くにも付いてくる女達のせいでイライラしている。