子供の心理

やっぱりなんだかんだって言っても、子供は親に見ていてほしい気持ちはある。
そんな子供の気持ちを振り返らず通り過ぎてしまう時も、完璧な人間なんていないからあっても仕方ないけど、見るべきところは見てなきゃね。

しょっぱいだけのお味噌汁やどろどろの天丼、これは一体なんだろう?と思うようなおかずを食卓に並べて「さぁ、お食べ」
これって虐待じゃないの?

下の二人は貰っているお小遣い。
なのに、自分は引きこもりだからもらえない。
引きこもりだからお金は要らないわけじゃない。
ほしい物だって当然あったりするわけで……。

お小遣いがなければ、家の中においてあるお金を取るしかほしい物を買うには方法がない。

こんな短絡的な考えになっても、致し方ないと思う。
子供はどの子も平等に扱うべきだし、引きこもっているから手を拱いているだけというのも、親としては情けない。

ご飯は、子供にとって楽しみじゃなければ食べることに興味がなくなってしまう。
大人ならば、コンビニ弁当を買ったり外食をしたりすることもできるし、何とかそれなりに食べていくことはできるかもしれない。
だけど当時13歳の涼くんには、食事すら自分で何とかする手段もなかった訳だから、子供を擁護していく責任のある親がした行為は、「虐待」に当たる。

遠足で周囲の子供は母親の手作り弁当を広げていても、彼はコンビニのサンドウィッチやおにぎりだったり、そのお弁当代すらももらえないことがあった。

耐えられる?
私は耐えられない。
成長期の子供には、食事って大事だから。