廉「あ。いたいた」



幸宏「長老ー!田中さーん!2人いなくなっちゃったからちょっと心配したんだからね!」



太郎「あ、ちょっとなんだ(笑)」



みお「すみませんでした・・・」



太郎「ごめんね?」



シュン「何で疑問形なの(笑)」



さえ「早くお昼食べよー!」



田中君達が清水さんを引っ張っていった



私もそのあとに続くように歩いた













廉「ねぇ」



みお「?」



急に話しかけられて驚いていると



上中さんは私と並んで歩き出した



廉「楽しかった?長老とのデート」



みお「デートって・・・そんなんじゃないです」



廉「そう?お前もまんざらじゃないんじゃない?」



みお「もーうるさい!上中さんに関係ない!」



廉「・・・・・・あっそ」



それから上中さんは何も言ってこなかった



いつも いつも どうしてなの?



何でこんなにつっかかれるの?



すごく楽しかったのに・・・最低だよ

















山田「さぁ食え!せーの」



「「「「「「いただきまーす」」」」」」



幸宏「あ!これすげぇうまい!もういっこ!」



シュン「バカ!数が足りなくなるだろー」



さえ「ならユキちゃんさ、これと交換しようよ!」



幸宏「いいね!さすがさえ!話が分かる!」



薫「あれ?飲み物1つ足りなくない?」



太郎「あ。本当だ。俺のねぇや」



あ 本当だ



確かに清水さんの分の飲み物がなかった



みお「じゃ私買ってきます」



太郎「いーよ。俺自分で行くから」



みお「いえ!大丈夫です。すぐ戻ります」



幸宏「よし!じゃ田中さんに任せよう!」



シュン「何だよお前(笑)」



薫「気をつけてな」



廉「薫君大丈夫だよ。いくら田中さんでもおつかいくらい行けるっしょ」



また・・・どうしてこういちいちっ



みお「・・・っ!」




私はカバンを持って足早にその場を離れた



後ろから私を呼ぶ声が聞こえたけど



もう振り返らなかった