バンッ

瑠架『はなしっ・・・てっ!!』

私は海斗を突き放してしまった。

海斗「ごめん・・・。」

瑠架『なんでっ・・・・?』

海斗「俺・・・瑠架ちゃんのこと好きみたいなんだよね」

瑠架『でも好きだからって私の気持ち・・・考えてくれないの?』

海斗「ごめん・・・。俺、族抜けっから。」

瑠架『ぇ・・・?』

海斗「俺、次期社長で・・・さ。

   許嫁とかいるんだよね。だから俺がちゃんとしなくちゃいけねぇんだよ。

   学校も転校する。最後に瑠架ちゃんに言いたかったんだ。




    好きだって事。」