「着いたな。
  それにしてもデケー校舎だ」

『・・・ん』

佑は校舎を見上げた。

「この学校な、ヤンキーいっぱいいるんだよ。

  ・・・でさ、瑠架・・・」

『喧嘩以外は愛想よく・・・ってことでしょ』

「さっすが我が妹!
  頭イーなw」

(いつも言ってるからだよ)



「じゃ、俺行くから。」

『あぁ。』



ブオンッ  ブオンッ



『ここか・・・』

私は、佑が居なくなった後、校舎を見上げる。

?「おーい。そこの君!」

瑠架『・・・?』

後ろを振り返るとこっちに来てる人がいた。

(ここは笑顔・・・)


ニコッ


瑠架『はいっ』

その人が近づいてきた。