『で?学校がなんだよ。』

「はぁ?!なんで知ってんだ!」

『おめぇらの声、大声すぎんだよ』

「一言多いんだよ。」

『はやく言え。
  そうじゃねぇといかねぇから。』

(元から行くつもりねぇけどな)



「あぁ。
  瑠架が通うとこはなー、いわゆるヤンキー学校だ。

名前は忘れた。
  以上ッ!・・・」

(は?名前忘れただと?ふざけんじゃねぇよ)



「瑠架ーー!!
  送ってってあげっからよー、

下見程度に行って来い。」

『・・・ん。
  下見しかしない。後は屋上にいる。』

「りょーかいっ!
  瑠架、後15分でしたくしろ。

1秒でも遅かったら・・・」

『わかってる』