夢雨「でも母さんは俺の最後の言葉、
   「しらねぇ」って言葉が母さんの胸に刺さったんだろうな。

   生きる理由だった俺が母さんを見捨てたんだからな。

瑠架『・・・』

夢雨「っ、お前・・・泣いてるのか。」

瑠架『ご・・めっ・・・夢雨がそんな悲しい思い・・・してたんだね・・・』

夢雨「・・・」

瑠架『っ・・・ふぇっ・・・グズッ・・・』

夢雨「なんでお前が泣く必要ある」

瑠架『同情はっ・・・しない・・・でも・・・夢雨が今居てくれて・・・よかったなって・・・おもっってっっ・・・』

夢雨「る・・」

蓮「るかちゃーーーーん!

  さっきコンビ二いってたんだぁー♪

  て・・あれ?夢雨となんで一緒に・・・」

瑠架『えっと・・・その・・・』

蓮「泣いてるっ!!なんでぇ?!夢雨、いじめたの?!」

夢雨「ちげぇよ」

蓮「じゃあなんで泣いてるのさー!!」

夢雨「こっちの話だよ」


グィッッ


私の腕は誰かに強く引かれた。

瑠架『ちょ・・・ぁ・・』

蓮「っ!!!!」

蓮は目を見開いた。