「公佳先生と湊さんが・・・?」
翔希は不思議そうに言う。
僕はただうなずいた。
「僕がアイドルだからって目で見なかったところに魅かれたんだけど、最後は、僕はアイドルだからって理由で別れちゃった。」
僕は、
いったい何が言いたいんだろうか。
・・・
あぁ、そうだ。
翔希と柊花に僕の二の舞になってほしくないんだ。
僕と同じ、好きな人と別れるって羽目にね・・・。
「後悔してますか?」
「別れたことは後悔してない。」
は、ってことは、
僕自身何かほかに後悔してることがあるんだろうな。
「翔希たちは後悔しないでね。」
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