「つめたっ。。。」

冷水。。。

寒いよ。。。




まだ5月ですからね?!

「いい気味だぜ。向坂。」

こいつか。

「ちょーっと来てくれるかなぁ?」

甘えた調子で言ってみる。

どうせ、赤紙の信号機末っ子が洗脳してるんでしょうあたしの悪口並べて。

「ぁ?あ、あ。」
ほら。

顔を真っ赤に染めてついてくる。

何も言わないのでそのまま女子トイレに閉じ込めてやろうと思ったけど。

女子トイレがかわいそうなので資料室にした。

水をかけられたあたしがあまりにもかわいそうだったから

腐った卵を投げつけておいた。

あたしの手がくさくなった。

「向坂柊花。ちょっと来い。」


うゎ。

先輩だぁー。

権力使う気だー。

うざー。