「じゃあ、佐々木メグさんの準備が整ったようなので、いったん、トークはやめましょう。では。佐々木メグさんで、巡る唄、駆け抜けろ未来へ、二曲続けてどうぞ。」

隣のステージの画面に映った。

この、トークステージでその状況を確認する。

佐々木メグは、ニッコリ笑ってマイクを持ってる。

うたが本気で好きなんだろうなって思う。


***

「佐々木メグさんありがとうございました~!!じゃあ、freshに詳しくお話を聞きたいと思います♪」

いま、蒼さんか茜さんどっちが話してるんだろ・・・。

話し方も姿もそっくりすぎてわからん。。。

「柊花ちゃんに質問です。ぶっちゃけ、七瀬と中いいんですか?」

「めっちゃいいですよ?」

「何で疑問なんですかですよ。七瀬。」

疑問で言われたら困るよ皆が(-_-;)

「だって。柊花と私が仲良くちゃだめなの?」

「ダメじゃないですよ。あたしたちはfreshの数少ない華なのですよ?」

勝手に二人で盛り上がる。

「。。。。」

「じゃ、次、満。」

「は?」

普通はあたしばっかのはずだよね。

もしかして、謁見の間のことかな。

「熟女好きって本当ですか?私49歳なんですけどストライクゾーン?だって。」

freshとkingのメンバーが一斉に噴き出した。

「大丈夫っすよ。」

満は王子様スマイルだった。