「じゃあ、次は、歌の間に参りましょう。」

「歌の間とは、与えられた歌を歌うというコーナーです。一応、kingとfreshのみ。」

kingとfreshのみか。

よし!頑張るぞ!

「なお。今日のみこのコーナーは二つのグループを作って、グループ対抗戦にしようと思います。俺のグループと、睦月のグループ。グットパしてわかれてね★」

あたしは近くにいる、白河翔希とグットパって奴をした。

あたしは、パーだっ。

「パーは、俺ね♪」

やった。湊さん!!あ、あとは、七瀬と、満。


「よろしくね柊花に七瀬に満。」

「こちらこそ。」

満がクールに返す。


「最初は、柊花vs・・・」

「郁馬!」


え。郁馬とか。

つまんない・・・。

「では、歌の間、開始っ。」

『kingの代表曲であるwhite lineを歌っていただきます』

ナレーションの感情のこもってない声。

うたの間はクイズ形式なんだっけ。

早く押して歌えみたいな!!

あたしはさっとボタンを押し、マイクを取る。

イントロ・・・。


『♪冬がまたやってきて
  二人同じスタートラインに
  やっと立つことができたね
  今もこの先も君しかいらないから
  ずっと同じlineに立っていて♪』

『正解。』

よっし。

「ナイス柊花♪」

湊さんが笑いかけてくれた。

このクイズは負けたら次の人に代わっていくらしい。