ただいま裏で待機中。
壁越しにkingの声が聞こえる。

「本日の、ゲストは今話題のグループですっ!」

可愛い代表の神代湊さん。

可愛い声・・・。

「さぁ、ゲストの皆さん、入ってきてください。」

穏やかな色気担当の近藤修二さん。

「俺様が直々に話をしてやるからな!」

妙にムカつく俺様代表・・・もろ俺様が秋月睦月さん。

七瀬のお兄さん。


そして、スタッフさんが中へとあたしたちを促す。

あたしたちはスタッフさんに頭を下げ、中に入っていった。

「改めまして、本日のゲストの、freshの皆さんです!!」

「「「「「よろしくお願いします。」」」」」」

あたしは軽く微笑んでみる。

「自己紹介お願いします。じゃあ、リーダーからね。」

「はい。」

一呼吸おいて、白河翔希が自己紹介。

「翔希です。一応、リーダー担当してます。king兄さんに負ける気はないんで((妖艶」

「へったくそな笑み見せるなって。翔希。どうも、お色気担当、郁馬でーす♪king兄さんのファンの女の子たち、超可愛いねー!俺のファンにならない?((妖艶」

「ほんと、女好きだな。郁馬は。満です。」

「満短すぎでしょー?私は、七瀬です♪king兄さんに負ける気はしないんじゃなくて負けないので!!特に睦月兄さんには!」

名指しか!!

さいごあたしだ。

「あれ?新人ちゃんかな?自己紹介よろしくね?」

「はい。」

偽っても仕方ないから。本当の気持ちを偽りなくあたしの言葉でつづろう・・・。

「柊花です。必ずトップを取るんでよろしくお願いしますです!メンバーにも負けないのですよ!king兄さんは、そのうち、freshで引き落とすです!」

「ずいぶん強気ですね。ぼやぼやしてたら、本当に引き落とされちゃうかもね。睦月?」